AeroDocs を
使いこなす
ログインからドキュメント公開まで、AeroDocs のすべての機能をステップごとに解説します。
AeroDocs でできること
AeroDocs は使い慣れたリッチエディタの操作感で DITA 構造化ドキュメントを作成・管理できるエンタープライズ向けプラットフォームです。 技術ライターから現場エンジニアまで、誰でも直感的に操作できます。
AeroDocs はオンプレミス・クラウドどちらにもデプロイできます。ご要件に応じたプランをご提案しますので、お気軽にお問い合わせください。
ログインとワークスペース
ブラウザで aerodocs.app にアクセスしてログイン画面を開きます。 メールアドレスとパスワードを入力するか、企業 SSO(SAML 2.0)でサインインできます。
AeroDocs にログイン
メールアドレスでログイン
二要素認証(任意)
SSO ログイン
company-name)を入力します。担当者からご案内します。アカウント発行はお問い合わせいただいた後、担当者がご案内します。
スペースの作成
スペースはドキュメントを整理する単位です。「製品マニュアル」「操作手順書」「技術仕様書」など、 用途や製品ラインごとにスペースを分けることを推奨します。
スペース一覧
スペースを新規作成
メンバーを招待
Admin / Editor / Viewer の 3種類です。スペース構造を設計する
トピックを書く
トピックは AeroDocs の最小コンテンツ単位です。TipTap ベースのリッチエディタで執筆し、 保存のたびに自動的に DITA XML に変換されて Gitea にコミットされます。
インストール手順
前提条件を確認してください。Node.js 18 以上が必要です。
設定ファイルを編集し、データベース接続情報を入力します。
新規トピックを作成
スラッシュコマンドで構造を挿入
/ を入力するとコマンドメニューが表示されます。 「手順」「注意」「コード」「表」などの DITA ブロックを素早く挿入できます。保存とバージョン管理
Cmd+S(Windows: Ctrl+S)で保存します。 変更はリアルタイムで Gitea にコミットされ、差分履歴から以前のバージョンに戻せます。ブラウザを閉じる前に必ず保存してください。自動保存は 30秒ごとに実行されますが、 保存前の変更は失われる可能性があります。
リアルタイム共同編集
AeroDocs は Yjs CRDT 技術によるリアルタイム共同編集をサポートします。 同じトピックを複数人が同時に開くだけで自動的に共同編集モードになり、 各ユーザーのカーソル位置が色分けされたラベルでリアルタイムに表示されます。
インストール手順
前提条件を確認してください。Node.js 18 以上が必要です。
インストーラーを鈴木ダウンロードしてください。
設定ファイルを編集します。
共同編集を開始する
カーソル表示とユーザー識別
オフライン時の動作
共同編集セッションのデータは Redis に最大 30日間保持されます。 API サーバーを再起動しても、次に誰かが接続したときに最新の編集内容が復元されます。
読み取り専用(公開済み)トピックでは共同編集は無効です。 ステータスを draft に戻してから編集してください。
DITA トピックタイプ
AeroDocs は DITA の 4つのトピックタイプをサポートします。 適切なタイプを選ぶことで、公開時のレイアウトと品質が向上します。
AI インポート
既存の PDF・Word・PowerPoint・動画ファイルを AI が解析し、DITA トピック構造に自動変換します。 手動で書き起こす手間を省き、大量ドキュメントを短時間で移行できます。
ファイルをアップロード
生成結果を確認
スペースにインポート
import/ ブランチに保存され、エディタでの調整後に承認フローへ提出します。画面操作録画 → 手順書自動生成
PC 画面の操作を録画するだけで、AI がスクリーンショット付きの DITA Task 手順書を自動生成します。 クリック・入力・画面遷移などの操作ログを解析し、「Step 1:〇〇ボタンをクリック」という形式の orderedList に変換します。 動画トランスクリプトからの変換(音声→文書)と異なり、機械的に記録した操作そのものを構造化するため、 ソフトウェアマニュアルやオンボーディング手順書を数分で作成できます。
使い方
- 「AI インポート」→「画面録画から生成」を選択
- 画面録画ツール(OS 標準・Loom 等)で操作を録画し、アクションログをエクスポート
- タスク名とアクションログをアップロードすると、手順書が自動生成される
- 生成結果を確認・編集してスペースにインポート
AI 文章アシスト
エディタ上でテキストを選択して右クリックすると、「AI で改善」「日本語に翻訳」「要約」などのオプションが表示されます。 コンテキストに応じた提案を AI がリアルタイムで生成します。
AI 機能はシステム管理者または管理者がワークスペース設定で有効化する必要があります。チャット・生成 LLM は Anthropic Claude・OpenAI・Azure OpenAI・Ollama(ローカル LLM)・AeroDocs AI(AeroTrace 提供 Qwen2.5 ベース OSS モデル)に対応し、テナントごとに API キーを持ち込む(BYOK)こともできます。RAG・変更影響分析に使う Embedding は multilingual-e5-large-instruct(1024 次元)で処理されシステム全体で共通です — AeroDocs AI エンドポイントと兼用できるため OpenAI の追加契約は不要です。
AI マニュアル自動生成
製品名・対象ユーザー・主要機能を入力するだけで、AeroDocs AI がゼロから DITA マニュアルを自動生成します。 目次設計から章執筆・品質検証まで AI エージェントが全自動で担当し、数分で編集可能な状態のマニュアルが完成します。
基本情報を入力
章構成を確認・調整
生成を開始
結果を確認してスペースにインポート
StructureAgent製品情報を解析し、DITA Map に準拠した目次・章構成を設計します
WritingAgent各章を Concept / Task / Reference / Troubleshooting タイプで並列執筆します
QAAgent生成された全トピックの品質スコアを評価し、修正が必要な箇所をレポートします
生成されたマニュアルは import/ ブランチに保存されます。内容を確認・修正してから承認フローへ提出することを推奨します。AI 生成はあくまで「叩き台」として活用し、専門知識を持つライターが最終確認を行ってください。
変更影響分析(RAG)
製品仕様や設計が変更されたとき、どのトピックを更新すべきか AI が自動的に特定します。 pgvector を使ったセマンティック検索(RAG)で、キーワードに頼らず意味的に関連するトピックを見つけます。
変更内容を入力
影響トピックを確認
修正タスクを発行
RAG 分析を利用するには、事前にシステム管理者が /system/settings で Embedding エンドポイントを設定する必要があります。AeroDocs AI(RunPod Serverless)を利用している場合は AeroDocs AI エンドポイントが自動的に流用されます。スペースのドキュメントが増えるほどセマンティック検索の精度が向上します。初回利用前にベクトルインデックスの構築を実行してください。
校正・用語管理
AI が文法・文体・DITA 構造・用語の一貫性を自動チェックします。 出版前の品質確認と、組織内の表記統一に活用できます。
手順が番号なしリストで記述されています。Task トピックでは <steps> が必要です。
受動態が多用されています。能動態に書き換えることを推奨します。
「クリックして下さい」→ 用語集では「クリックしてください」が正規表記です。
用語集の管理
校正画面の「用語管理」タブで組織固有の用語集を登録・管理できます。 正規表記・禁止表記・定義・注記を設定でき、校正チェック時に自動参照されます。
用語を登録
校正チェックを実行
指摘事項を修正
翻訳支援(CAT)
AeroDocs には CAT(Computer Aided Translation)ツールが内蔵されています。 翻訳メモリ・AI 翻訳・用語集を組み合わせて、多言語ドキュメントの制作を効率化します。 テナント管理者が CAT 機能とライセンス数を設定すると利用できます。
翻訳対象言語を選択
セグメント単位で翻訳
翻訳メモリに登録
CAT 機能の利用には翻訳者ライセンスが必要です。テナント管理者が「テナント設定 → ライセンス → 翻訳ライセンス数」から割り当て人数を設定してください。
レビューと承認
AeroDocs はドキュメントの承認ワークフローをサポートします。 Draft → In Review → Approved のステータス管理で、品質を保ちながら効率よく公開できます。
バージョン履歴はエディタ上部の「履歴」から確認できます。過去バージョンとの差分表示・ロールバックが可能です。
コンプライアンス・Read & Sign
ISO・QMS・ISMS 対応など法令・規格要求への対応を支援するコンプライアンス機能です。 文書の「既読・署名」管理、定期レビュー通知、監査ログを一元管理できます。
Read & Sign(電子署名)
管理者が対象トピックを指定してタスクを配布すると、各ユーザーに「確認・署名」の通知が届きます。 ユーザーがドキュメントを読んで「署名」すると、タイムスタンプ付きで監査ログに記録されます。
署名タスクを作成(管理者)
ドキュメントを確認して署名(ユーザー)
/my-tasks)に署名待ちの項目が表示されます。 ドキュメントを読んで「確認・署名」ボタンをクリックすると署名完了です。署名状況を確認(管理者)
期限超過の署名タスクは赤色でハイライトされます。ISO 審査等の前に未署名がないか必ず確認してください。
Legal Scan
Legal Scan は、法令・規格の改訂監視と発行前コンプライアンスチェックを一元化した機能です。 日本の法令はデジタル庁 e-Gov API から常に最新版を取得し、EASA・FAA などは公的ページを定期監視、 ISO・AS9100 などはアップロードして管理します。AIによるコンプライアンスチェックで 「この文書は規制に準拠しているか」を発行前に検証できます。
航空法・航空法施行規則など日本の法令をデジタル庁公式APIで取得。改正番号・施行日を自動比較し、改正を確実に検知します。
EASA Part-145・FAA Advisory Circular・JCAB審査要領など。公式ページを定期取得し変更を検知します。
ISO 9001・AS9100・社内規格など有償・非公開の規格文書。ファイルをアップロードして管理します。
監視ソース
8
うち e-Gov: 5件
未対応アラート
1
重大アラート
0
30日以内に解決
3
MEL 手順書 §4.2
72%準拠対象: 航空法施行規則 第164条
2つの使い方
A. 規制改訂時の対応
法令・規格の改訂が検知されたアラートを開くと、変更サマリーと影響トピック候補が表示されます。 各トピックに「なぜ影響するか」「何を修正すべきか」がAIによって示されます。
B. 発行前チェック
「コンプライアンスチェック」ボタンからトピックIDと確認したい規制を選択し実行。 AIがドキュメント内容と規制を照合し、不足要求事項をスコア付きでレポートします。
ソースを登録
アラートを確認(改訂検知時)
発行前チェックを実行
対応履歴を証跡として保存
日本の法令(e-Gov型)は改正番号・施行日の変化を確認するため、ページ内容ではなく公式メタデータで確実に検知します。 航空法・航空法施行規則など主要法令は e-Gov 型での登録を推奨します。
コンプライアンスチェックはAIによるアシスタントです。最終的な法令解釈は必ず法務・コンプライアンス担当者が確認してください。
ブランド管理
ブランドプロファイルは、PDF・HTML 出力時に適用するデザイン設定です。 フォント・カラー・ロゴ・CSS テンプレートを保存しておき、エクスポート時にワンクリックで適用できます。
:root {
--color-primary: #2563EB;
--font-family: 'Noto Sans JP';
}ブランドプロファイルを作成
ロゴをアップロード
CSS テンプレートで細部を調整
複数の製品ラインや子会社向けに別々のブランドプロファイルを作成しておくと、 出力のたびに設定し直す手間が省けます。
公開・エクスポート
Approved になったトピックは PDF・HTML・DITA XML にエクスポートできます。 ブランドプロファイルを適用することで、会社のデザインガイドラインに準拠した出力物が生成されます。
エクスポート形式を選択
出力対象を選択
ブランドプロファイルを選ぶ
ビルドを実行
| 形式 | 用途 | エンジン |
|---|---|---|
| 印刷・配布用 | Vivliostyle | |
| HTML | Web 公開・ポータル | DITA-OT |
| DITA XML | 他ツールへの移行・アーカイブ | ネイティブ |
画像・メディア管理
画像は MinIO(S3 互換)に保存され、すべてのトピックから参照できます。 アップロード時に SHA-256 で重複チェックを行い、ストレージを節約します。
画像をアップロード
/画像 と入力するか、ツールバーの画像アイコンをクリックします。 JPEG・PNG・SVG・WebP に対応しています。最大ファイルサイズは 50MB です。自動最適化
メディアライブラリ
個人情報や機密情報が含まれる画像のアップロードには注意してください。一度アップロードした画像は管理者のみが削除できます。
メンバー管理
管理者はワークスペースのメンバーを管理し、ロールを割り当てることができます。
| ロール | 閲覧 | 編集 | 承認 | 管理 |
|---|---|---|---|---|
| Viewer | ✓ | — | — | — |
| Editor | ✓ | ✓ | — | — |
| Admin | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
メンバーを招待
ロールを変更・削除
マイタスク(/my-tasks)では自分宛ての Read & Sign 署名タスクを一覧確認できます。期限が迫ったタスクには期限日が赤色で表示されます。
全文検索
AeroDocs は Meilisearch をベースとした高速全文検索を搭載しています。 タイトル・本文・メタデータを横断して検索でき、日本語の形態素解析にも対応しています。
⌘K(Windows: Ctrl+K)でどのページからでも検索バーを開けます。スペースを横断した全文検索が即座に実行されます。
設定とカスタマイズ
ユーザー設定とワークスペース設定の 2 つのレベルで AeroDocs をカスタマイズできます。
- 表示名・アイコンの変更
- パスワード変更
- 二要素認証の設定
- 言語・タイムゾーン
- 通知設定
- テナント名・スラッグ
- ロゴ・ブランドカラー
- AI プロバイダー設定(BYOK)
- メール送信設定(SMTP / SendGrid)
- CAT ライセンス数の設定
/system/settings)システム管理者は /system/settings で全テナント共通のデフォルト AI プロバイダーと API キーを設定できます。 テナントが独自の API キーを設定していない場合(BYOK 未設定)は、このシステムキーが使われます。
テナント管理画面(/admin)では、メール送信設定のテスト送信・AI 設定(BYOK)・外観カスタマイズをまとめて行えます。システム全体の AI 設定は /system/settings(システム管理者のみ)で行います。
モバイルでの利用
AeroDocs はスマートフォン・タブレットでも快適に利用できます。 モバイルブラウザからトピックの閲覧・編集・Read & Sign の署名まで、主要な操作をすべて行えます。
ハンバーガーメニューでナビゲーション
☰ アイコンをタップするとサイドバーが表示されます。 サイドバー以外の領域をタップするか、メニュー項目をタップすると自動的に閉じます。トピックの閲覧・編集
Read & Sign の署名
画像アップロードはモバイルのカメラロールから直接選択できます。 現場で撮影した写真を即座にトピックに挿入することができます。